胎盤とは何か

胎盤とは?

胎盤は、お腹の中の赤ちゃんを育てるために、(人間では)妊娠5週ごろから子宮の内壁に作られ始める円板状の臓器です。母体と赤ちゃんをヘソの緒でつなぎ、赤ちゃんへ酸素や栄養を送るなど大切な役割を担います。

胎盤は、出産後は体外に排出されます。 そして、この有用な成分がぎっしり詰まった胎盤が、サプリメントや化粧品などに利用されています。

胎盤の役割

栄養を送る

アミノ酸やビタミンなど、赤ちゃんが成長するのに必要な栄養素は、胎盤を通して赤ちゃんに送られます。

必要な物質を作り出す

赤ちゃんのために必要なホルモンなど、いろいろな物質を作り出す役割もします。プラセンタの特徴である成長因子も、この胎盤で作られます。

老廃物の回収

赤ちゃんも老廃物を出しますので、それを回収するのも胎盤の役割です。

呼吸器としての役割

赤ちゃんも呼吸をしています。とはいえ母親の胎内にいますので、外気で呼吸を行うことは出来ません。酸素を送り、二酸化炭素を回収する肺の役割も、胎盤が行っています。

フィルターとしての役割

赤ちゃんにとって有害な物質を遮断するフィルターとしての役割を果たしています。しかし、ニコチンやアルコールなど分子の小さいものはこのフィルターを通過して赤ちゃんにまで届いてしまいます。妊娠中のお酒やタバコを避けるように言われるのは、このためです。

動物は胎盤を食べる

動物の胎盤動物は、出産後に排出される胎盤を自分で食べます。食べることで胎盤の臭いを消して、出産を他の動物たちに気づかれないようにするため、つまり赤ちゃんの身を守るためであるとされてきました。

しかし近年では、胎盤の豊富な栄養素を摂取することで、出産後の弱った体を元気にし、また乳が出やすいようにするためであるという説が有力なようです。

人間も、胎盤を食べる習慣のある地域が海外にはあるようです。日本ではそのような習慣はなく、ほとんどの場合は捨てられてしまいます。

しかし遙か昔には日本にも胎盤を食べる習慣があったようで、古代の住居跡から胎盤を埋めて保管していたと思われる穴が見つかっており、病気の時に掘り出して使用していたのではないかと言われています。

胎盤の種類

哺乳類の胎盤にもいろんな種類があります。

プラセンタによく使用される馬や豚の胎盤は散在性胎盤とよばれ、羊の胎盤は多胎盤といいます。

他にも私たち人間の胎盤は盤状胎盤、犬や猫の胎盤は帯状胎盤です。


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